「仕事」の因数分解

「仕事」を因数分解してみて、見える化してみる。

 

「仕事」= 作業量 x 方向性 x 質

  • 作業量: かけた時間
  • 方向性: 目的に向かってポジティブ・ネガティブ
  • 質: 目的を実現するために必要な手段に関するスキル

と考えてみる。ざっくりいうと現在は「作業量」のみで測定されていると思われる。

「作業量」。これはシンプルにかけた時間という定義にしてみる。

「方向性」。やっている作業と目的との関係性においてポジティブであるか、ネガティブであるかということ。とある部署の売上を目的とするならば、それと関係ない作業はネガティブ、といえる。たた、これは目的のレベル感(個人、部署、会社)と時間軸(短期、長期)の要素を考慮する必要があると思われる。目的に対する貢献度くらいで数値化(10: 貢献度高!!、1: 貢献度低)、方向性をもたせるのでプラス・マイナスをこれに加えて見れば良いと思う。

「質」。作業を行うためのスキルが実行者にあるか、ということ。これは作業量に影響する。スキルがなければ時間がかかる、ということ。数値であらわすには難しいが、10段階評価(10:スキルあり!、1: スキルなし)というくらいで表現すればそこそこ細かく数値化できるんじゃないかと思う。

極端な例を考えてみると、次の通り。

  • すっごい良い社員 8時間 x 方向性10 x 質 10 = 800
  • すっごいアカン社員 8時間 x 方向性-10 x 質 1 = -80

880の差が出てくる、という感じでしょうか。これを一ヶ月(20日仕事する)と考えると、16000と-160、合計で16160の差が出ている、と考えてみるとどうだろう。。

 

最後に、、「見える化する」と「見えない化する」というものも発生していることを忘れないようにしておかなければならない。今回の場合、他者との関係性・影響、というのが抜けてるなぁ、と気づいたので、書くだけかいとく。。