感想: 「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

 

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」の感想。

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以下ネタバレ注意なので、見たくない人はここで終了してください。

www.churchill-movie.jp

お話としては、第二次世界大戦が始まり、チャーチルが首相になり、戦況がよろしくない状況が続くのだが、チャーチルの演説で国が一つになるところまでを描いた作品。

上院の議員たちの官僚的な対応にハマってしまい、自身の信念に反する決断をしなければならない状況に陥る。ギリギリのところでの国王からの信頼、国民の声、これらを糧にして、閣外大臣たちへの演説、下院での演説、これにより頑張って戦うぞ!とまとまったところで終了。

 

真実はどうだろうか、というのはあると思うが、、、国王と首相、ある意味究極の責任を負う人間は同じような心情になるのかな、と思う。チャーチルの首相就任に対してNGだった国王が、自国が屈辱的な和平を結ばなければならない状況になったとき、初めてチャーチルを心から支持すると、心情を吐露。この信頼関係によりチャーチルは自信を少しだけ回復、国民との対話で自信を深め、下院での演説。。(賛同の意思表示が最後になった上院議員は印象的。)重要人物の信頼関係は大事だなぁ、と思う。

 

主演のゲイリー・オールドマン、彼である必要はあったのか?と思う特殊メイクであったが、少々エキセントリックなチャーチルの演技、彼でよかったのではないかと思う。(僕はゲイリー・オールドマンにそういう印象をもっています。)

あと、ミス・レイトン役のリリー・ジェームズ、とっても素敵だな、と思ってしまいました。